【事業報告】越前市の取り組みに学ぶバス視察研修(H28.6.28)

バス視察研修写真1(H28.06.28日実施)

1.事業名
市民活動支援事業
男女共同参画施策が全国最先端の越前市の取り組みに学ぶバス視察研修
2.担当者名
伊庭 節子
3.事業の目的・内容
舞鶴市の男女共同参画推進拠点施設であるフレアス舞鶴には、登録団体制度があるが登録団体相互の交流の機会はほとんどなく、互いの活動についても知らないのが現状である。多くの団体は高齢化が進み、若い世代は団体活動を避ける傾向があって、残念ながら年々会員減少と活動の縮小をよぎなくされている。
そんな多くの団体により良い運営のための情報を提供し、互いに交流することで団体の活動をアピールしたり、仲間を増やすきっかけづくりをする目的で実施しているのが「市民活動支援事業」である。
これまで、会議形式の意見交換会や、ミニ講演会、共同清掃、などの手段で事業を実施してきたが、参加率の低下と、マンネリ化、さらに交流会の発言減少が著しく昨年度はじめて先進的な取り組みの施設や企業への視察研修を実施したところ、すぐに団体の活動の充実をはかるためのヒントが得られたり、往復のバス内での情報交換が活発に行われ、これまでで最も参加者の満足度が高く、成果もあがる結果となった。
この経験を踏まえ、今年度は全国でも男女共同参画先進地としてトップクラスの越前市へのバス視察研修を実施した。
越前市男女共同参画センター「あんだんて」の視察と、その管理運営を市から受託している「NPO法人男女平等推進協会えちぜん」前理事長からお話を聞くこと、さらに、ユニークな「男女平等オンブッド制度」を推進する女性オンブッドのお話を聞くこと、そしてバスで移動中の参加者の交流を目的として行った。
4.参 加 対 象
フレアス舞鶴登録団体
5.参 加 人 数
35名(市職員1名含む)
6.参 加 費
1,500円(昼食代と保険料 実費)
7.実施日時
平成28年6月28日(火)

午前7時50分JR西舞鶴駅発  午後5時30分JR西舞鶴駅着

8.講 師
越前市男女平等オンブッド 川本 豊子 氏
NPO法人男女平等推進協会えちぜん 相談役(前理事長) 岩端 るみ子 氏
その他、越前市の担当職員、「えちぜん」の主任と主事のお話しもあった。
9.参加者の感想
  • 越前市の男女共同参画推進に対する意識がたかく、非常に進んだ取り組みをしていることに対して驚きの声が高かった。
  • 市長も、市職員も、市民もみんなが同じ方向を向いて進んでいることが、男性の参加も高いことにつながっているのではないか。
  • 男女平等オンブッド制度については、第三者の立場から男女平等に対する市の取り組みを検証したり、相談に乗ったり、また問題があった場合は市長に直接提言できるという夢のような施策で、参加者からうらやましいとの声も多くあった。
  • 岩端氏の情熱とパワフルな行動力に対しては非常に多くの参加者が深い感銘を受けたとの感想を寄せた。また男女共同参画推進へ向けて自分たちも頑張ろうという意欲がわいた者も多かった。
 8.担当者の感想
お話を聞いてまず感じたことは、越前市の男女共同参画推進の動きは行政主導から始まり、行政主導で進んでいることである。歴代市長の男女共同参画への思いが非常に強いのを感じた。一方舞鶴は市民主導で意識が高まり、その後は行政と市民との協働で進めようとしている。協働はとても良いことではあるが、行政の目指す未来の舞鶴像に関するしっかりした考えがベースにあってこそよい効果が表れるのではないか。少なくとも舞鶴では選挙の公約に男女共同参画を掲げた市長はなかったと思う。そういう恵まれた経過の中で越前市はすばらしい市民のリーダーが現れ、市長だけでなく、市長の思いが伝わったためか担当課はもちろん市職員を挙げて市民の活動を応援しているのがすばらしい。NPO法人の活動に市職員やそのOBが当たり前のように参加しているという事実が驚き。オンブッド制度を立ち上げ、オンブッドは事業所訪問をして企業に対する意識づけにも影響力があり、市職員の採用試験も担当しているということこそ越前市の取り組みが男女平等意識をベースに、力強く男女共同参画推進への道を進んでいあることの表れである。